一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、コベネフィット・アプローチ二国間協力に係るインドネシア共和国環境林業省との協議録に署名
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2015.07.23 【情報源】環境省/2015.07.23 発表
環境省は、大気汚染、水質汚濁等の環境汚染と温室効果ガスの排出削減を同時に達成するコベネフィット(共通便益)・アプローチを推進し、平成19年12月より、インドネシア共和国環境大臣との間で「コベネフィット・アプローチを通じた環境保全協力に関する共同声明」を締結、これまでフェーズ1(2008年-2011年)、フェーズ2(2011年-2014年)を実施した。フェーズ2においては、パーム油工場や水産加工場における調査やモデル事業の実施、インドネシア側関係地方公共団体職員などを対象とした能力開発等の取り組みを行った。
今回、両国関係者間の協議を経て、2015年以降についても協力を継続することとなり、環境省水・大気環境局長とインドネシア共和国環境林業省環境汚染・劣化対策局長との間で協議録に署名した。環境省は、今後も本協議録(協力合意文書)に基づき、コベネフィット・アプローチの推進に向けて両国間の環境協力を実施していくとしている。【環境省】