一般財団法人環境イノベーション情報機構
中央環境審議会野生生物部会、国内希少野生動植物種の追加などを答申
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.08.09 【情報源】環境省/2002.07.23 発表
中央環境審議会野生生物部会は平成14年7月23日、環境大臣から諮問された「国内希少野生動植物の種の追加について」、「狩猟鳥獣の捕獲の禁止又は制限の変更について」−−の2つの課題について答申を行った。このうち「国内希少種野生動植物の種の追加について」はスイゲンゼニタナゴなど5種の動植物を新たに国内希少野生動植物種として指定することが適当とする内容。
また「狩猟鳥獣の捕獲の禁止又は制限の変更について」は、(1)犬に咬みつかせて捕獲する猟法と、犬に咬みつかせた後に法定猟具以外を使用して捕獲する猟法を、狩猟鳥獣捕獲に際しての禁止猟法の中に加える、(2)メスヤマドリ、メスキジの捕獲禁止期間を平成19年10月31日まで延長する−−の2点の規制を求めるもの。
なお上記2つの課題と同時に諮問された、「環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれのある鳥獣又は他の法令により捕獲等について適切な保護管理がなされている鳥獣の指定等について」は、更に今後2回程度部会を開催し、審議する予定。【環境省】