一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、「グリーンボンド」がADFIAPの総会で「アワード2015」受賞

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2015.06.19 【情報源】環境省/2015.06.16 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、自社の「DBJグリーンボンド」を対象にアジア太平洋開発金融機関協会(ADFIAP)の2015年の年次総会で「ADFIAPアワード2015」を受賞した。DBJグリーンボンドは、債券発行で得た資金を環境・社会的意義の高いプロジェクトだけにあてる。年次総会は5月13〜15日にベトナム・ニャチャンで開催された。
 ADFIAPは1976年10月の設立でフィリピン・マニラに本部を置く。アジア太平洋地域の開発金融機関の協調促進、開発金融の調査研究、人材育成を目的にする。45カ国・地域131機関が加盟している。ADFIAPアワードは、優秀な取引を広く周知して金融手法・技術を共有することを狙いに、優れたアジア太平洋の開発金融機関を表彰する。
 DBJは、2014年10月に第1回のDBJグリーンボンドを発行した。起債にあたり、DBJが2011年から運用している「DBJグリーンビルディング認証」で、認証を付与した物件向けの融資を資金使用の用途にしている。同認証は、対象物件が持つ環境・社会的側面について不動産価値への反映を目指し、総合評価システムに基づいて選定・認証する。
 DBJは顧客の環境や社会への取り組みを支援する原資の一部をDBJグリーンボンドの発行を通じて調達する。投資家にはDBJグリーンボンドの購入を通し、環境・社会的意義の高いプロジェクトへの投資機会を提供する。受賞を機に、環境や社会に配慮した事業を行う顧客の活動を支え、国内社債市場での社会的責任投資の拡大を図る。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク