一般財団法人環境イノベーション情報機構
(公社)日本植物園協会・環境省「生物多様性保全の推進に関する基本協定書」を締結
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2015.06.18 【情報源】環境省/2015.06.18 発表
(公社)日本植物園協会と環境省は、絶滅危惧種の生息域外保全等や外来種対策、普及啓発等に係る取組に関して一層の連携を図り、我が国の生物多様性保全の推進に資することを目的として、「生物多様性保全の推進に関する基本協定書」の締結をした。6月25日(木)にグランドプリンスホテル京都にて開催される日植協の創立50周年記念式典において、本協定の締結に係る署名式を行う。なお、本報道発表は(公社)日本植物園協会と同時発表となる。
協定の主な内容は、[1] 絶滅危惧種の生息域外保全等の取組を連携して実施する。具体的には、生息域外保全の実施状況に関する情報を共有するとともに、種子保存、繁殖技術等の技術確立、自生地情報や遺伝情報の整備、野生復帰、研究等について連携・協力して取り組む。
[2]外来種対策について、日植協は防除手法に対する専門的助言、調査研究や同定への協力を必要に応じて行う。[3] 生物多様性保全に資する普及啓発及びその他の活動について、必要に応じて相互の取組に協力する。[4] 我が国の生物多様性保全の推進に係る連携を図るため、連絡調整会議(年に1回程度)を開催す -となっている。【環境省】