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環境ニュース[国内]

日本コカ・コーラなど飲料各社、自販機の節電対策を実施、冷却停止で電力削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.06.02 【情報源】企業/2015.05.28 発表

 飲料各社は、今夏も自主的に自動販売機の節電対策を実施する。実施するのは日本コカ・コーラと飲料製品製造・販売のボトラー7社などで構成するコカ・コーラシステムのほか、サントリー食品インターナショナルやキリンビバレッジなど。冷却機能の一時停止で使用電力を削減する。
 各社とも消費電力を抑えられる自販機の導入を推進するとともに、夏の消費電力がピークとなる時間帯に冷却運転を一時止める。暑い時期の水分補給のニーズに応える飲料製品の提供と使用電力削減を両立させる。コカ・コーラシステムは、7〜9月の午前9時〜午後8時に全国の自販機約80万台を6つのグループに分け、輪番で冷却を停止する。
 さらに午後1〜4時にはすべての自販機で冷却機能を止める。コカ・コーラシステムは輪番を上回る電力削減効果を実現する「ピークシフト自販機」の設置を進めている。午前7時〜午後11時の最長16時間、冷却用電力をゼロにすることで日中の消費電力を最大95%削減しながら、冷たい飲料製品を24時間提供する。設置台数は5月21日の時点で10万台を突破した。
 サントリー食品インターナショナルとキリンビバレッジも、夏の午後1〜4時に冷却停止を行う。サントリー食品インターナショナルは消費電力量国内最小の「超省エネ自販機(エコアクティブ機)」を2014年に導入した。キリンビバレッジは省エネ性能の高い「ヒートポンプ式自販機」の最新型を2015年に投入した。2010年型と比べて消費電力を約60%削減する。【日本コカ・コーラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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