一般財団法人環境イノベーション情報機構
サラヤ、環境配慮型洗剤と動物支援に込めた思いを伝える電子絵本をウェブ公開
【環境一般 CSR】 【掲載日】2015.04.22 【情報源】企業/2015.04.17 発表
サラヤは、環境配慮型洗剤「Happy Elephant(ハッピーエレファント)」と動物の支援に込めた思いを伝える電子絵本を作成し、ウェブ公開を始めた。ハッピーエレファントを通して支援する環境NPOのボルネオ保全トラストが進めている生態系保全の取り組みから、マレーシア・ボルネオ島が抱える問題や、自社が取り組む環境保全活動を絵本で紹介する。「しあわせなゾウ」のタイトルで、ボルネオの森で暮らす子象のハッピーと、パーム園の女の子、パムーが触れ合う。前編「やさしい気持ち」と後編「つながる気持ち」がある。やさしい気持ちは、家族とはぐれたハッピーがわなにかかって人間を嫌いになるものの、パムーと知り合って仲良くなる。つながる気持ちは5月中旬ごろ公開する。
ストーリーの中では、パーム油が世界中で使われていることや、動物と人間がともに暮らしていく方法があることなどが語られる。ハッピーエレファントは、環境と人権に配慮して作られた認証パーム油を採用し、天然洗浄成分を配合した洗浄剤として2010年に開発した。森や動物を守りながら美しい地球を残したい、との思いから名付けた。
環境に配慮した原料と成分を使用していることに加え、売り上げの1%をボルネオ保全トラストに寄付している。ボルネオ保全トラストは、ボルネオ島の傷ついた野生生物の救出や、土地を買い戻して森を再生しながら野生動物が生きていくのに必要な緑の回廊づくりを手掛ける。サラヤは電子絵本で命や地球を守るためのやさしさを訴える。【サラヤ(株)】