環境省、東京湾環境一斉調査　結果概要公表

【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2014.10.24 【情報源】環境省／2014.10.24 発表

　環境省は、平成26年度の東京湾環境一斉調査の調査結果概要を取りまとめ公表した。
平成26年度東京湾環境一斉調査の環境調査の概要については、次の通り。

○調査日
　　平成26年９月３日（水）※を基準日とし、基準日を含む数日間を中心に、海域及び陸域（河川等）において環境調査を実施。
　　※当初８月６日に予定していたところ、悪天候のため９月に延期

○参加機関
　　国や大学、企業等　　　計 132 機関

○調査地点）
　　環境調査地点　　海域 240地点、陸域（河川等）305地点　計 545地点

○調査項目等
【海域】
共通項目：溶存酸素量（DO）、水温、塩分
推奨項目：透明度

【陸域（河川等）】
共通項目：化学的酸素要求量（COD）、水温、流量
推奨項目：溶存酸素量（DO）

○調査結果（概要）について
　東京湾の湾奥一帯では、底層（海底上１m）のDO が少ない海域（DO<４ mg/L）が認められた。羽田沖から浦安沖にかけての海域では、特に底層DOが少ない地点（DO<２ mg/L）もあった。
　河川水のCODについては、上流部で低く、下流部で高くなる傾向が認められた。
　調査基準日前後における気象状況としては、全体に北寄りの風が卓越していたことが特徴的であった。

（問い合わせ先）
東京湾再生推進会議モニタリング分科会事務局
海上保安庁海洋情報部環境調査課
難波江（なばえ）・森岡（もりおか） 03-5500-7153
環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
山田（やまだ） 03-5521-8320

九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会事務局
神奈川県環境農政局環境部大気水質課
工藤（くどう） 045-210-4123

東京湾岸自治体環境保全会議事務局
千葉市環境局環境保全部環境規制課
石井（いしい） 043-245-5194

東京湾再生官民連携フォーラムモニタリングＰＴ
古川（ふるかわ）03-5404-6805

【環境省】