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環境ニュース[国内]

富士通、WWFジャパンと環境教育電子教材を共同開発、小中学校で出前授業開始

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2014.05.12 【情報源】企業/2014.05.07 発表

 富士通は、環境保護団体の公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)と、環境教育電子教材を共同開発した。生活がどれだけ地球環境に負荷を与えるかを表す指標「エコロジカル・フットプリント」がテーマで、全国の小中学校でこの教材を使った出前授業を4月に始めた。富士通の社員が講師を務めて無償で行う。
 環境教育電子教材「地球1個分で暮らすために−エコロジカル・フットプリントから考える−」は、富士通が1学級分にあたる最大40台の自社製タブレット端末を持ち込んで実施する。子供たちの環境問題への理解を深めると同時に、総務省が進める学校教育現場の電子化事業(フューチャースクール推進事業)の普及を目的にしている。
 出前授業は小学4〜6年生と中学生を対象に1時限(45分)か2時限(90分)で展開する。地球資源と暮らしとの関わりを再確認し、地球1個分で暮らすためにはどうすればいいかを考える。端末で児童・生徒全員の意見が比較・共有でき、グループ分けや議論に役立てられる。同時に、テストの得点や問題ごとの正解率を把握して適切な指導につなげられる。
 エコロジカル・フットプリントの啓発によって、地球1個分の資源では足りない状況にある現在のライフスタイルの転換を促す。最初の出前授業は4月に東京都町田市の市立本町田東小学校の5年生を対象に実施した。富士通は2006年に始めた環境教育の出前授業プログラムの1つとして推進し、他のプログラムを合わせ年間100団体、5000人を目指す。【富士通(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラ(EMF)

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