一般財団法人環境イノベーション情報機構
東アジア首脳会議(EAS)環境大臣会合 第5回「環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナー」 開催結果公表
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2014.03.07 【情報源】環境省/2014.03.04 発表
環境省は、平成26年2月28日から3月1日にインドネシアのスラバヤで開催された東アジア首脳会議(EAS)環境大臣会合第5回「環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナー」の結果を公表した。セミナーには、東アジア首脳会議環境大臣会合参加国をはじめ、自治体、国際機関等から約100名が参加。環境省からは白石環境省地球環境審議官が出席した。
セミナーでは、冒頭、白石環境省地球環境審議官から、アジアの都市における環境問題と温室効果ガス削減を同時達成するために、二国間クレジット制度を用いて、日本の優れた技術を活かした新しいプロジェクトをいくつかのモデル都市で実施していくことを発表、自治体・民間セクター・研究機関及び援助機関や国際開発機関との連携の強化の必要性を強調した。特に、本セミナーの開催都市であるスラバヤ市と北九州市のような都市間環境協力を強化することの重要性を述べ、多くの参加者から賛同を得た。
また、環境的に持続可能な都市の更なる促進に向けた各国や国際機関の取組み等について意見交換が行われたほか、廃棄物管理、低炭素都市等のテーマ別セッションにおいて、アジア各都市の取組みの紹介等が行われた。
なお、セミナーのまとめとして採択した議長サマリーは、「環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナー」ホームページ( http://www.hls-esc.org/ )に掲載される予定。【環境省】