一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第37回総会の結果概要を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.10.22 【情報源】環境省/2013.10.22 発表
環境省は、平成25年10月14日から18日かけてグルジアのバトゥミにおいて開催された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第37回総会の結果概要をとりまとめ公表した。今回の会合では、有機質土壌の排水や再湿地化・湿地回復、沿岸湿地等に主眼を置いた湿地に関する温室効果ガスの排出・吸収量算定方法を明確化した「2006年国別温暖化ガスインベントリ・ガイドラインに対する2013年追補:湿地」及び京都議定書第1約束期間向けのLULUCF分野の計上・報告方法を規定した「議定書補足的方法論」をもとに、「2006年国別温暖化ガスインベントリ・ガイドライン」に対して、京都議定書第2約束期間のルールの変更等を反映した、第2約束期間向けの補足的方法論を示す「2013年議定書補足的方法論ガイダンス」の概要章の承認と本文の受諾が行われた。
また、IPCCの運営と成果物の改善に向け、今後の成果物の内容、その適切な構成と作成方法、発展途上国の参加と貢献の促進方法を検討する「IPCCの将来」タスクフォース設置の決定などが行われた。【環境省】