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環境ニュース[国内]

日立アプライアンス、日立ブランドの単結晶シリコン太陽電池モジュールを発売

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.09.19 【情報源】企業/2013.09.13 発表

 日立グループで家電、照明、空調機器を扱う日立アプライアンスは、日立ブランドの単結晶シリコン太陽電池モジュールを10月下旬に発売する。これまでは専用メーカーのモジュールで太陽光発電システムを販売してきたが、日立ブランドにして迅速な提供を可能にする。まず高出力210Wのモジュールを投入し、12月にハーフサイズを発売する。
 日立アプライアンスは、自社開発のパワーコンディショナー(電流変換器)と、架台、固定金具類に専用メーカーのモジュールを組み合わせ、日立ブランドの住宅用太陽光発電システムとして2012年8月から展開している。今回、モジュールに関しても日立ブランドを新たに採用することで、従来以上にスピーディーに対応できるようにした。
 210Wのモジュールは「HSS-M210BB」の型番で、セルの実行変換効率は18.6%、サイズは縦横1581mm、809mm、厚さ35mm、重さは約14.9kgとなる。事業者向け見積もり価格は12万7890円に設定した。ハーフサイズは105Wの出力がある。日立ブランドのモジュール販売開始に合わせ、モジュールと架台を固定する金具のラインアップを強化する。
 店舗や工場などの建屋の屋根に使われるハゼ式と呼ぶ金属折板屋根用と、一戸建て住宅で増えているアスファルトシングル屋根用の金具を9月20日以降、順次発売する。新築住宅での需要拡大や、全量買い取り対象の10kW以上の設置が増加するなど住宅用システムの環境変化を受け、日立ブランドのモジュール導入と固定金具の拡充を図る。【日立アプライアンス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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