一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 パンフレット「日本人における化学物質のばく露量について」まとまる 無料配布開始
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2013.09.17 【情報源】環境省/2013.09.17 発表
環境省は、平成25年9月17日までに取りまとめたパンフレット「日本人における化学物質のばく露量について」を公表した。このパンフレットは、平成24年度に環境省が行った「化学物質の人への曝露量モニタリング調査」の結果を取りまとめたもの。
調査の結果、ダイオキシン類は血液中の濃度は他の調査結果と同じ程度の濃度であり、食事経由のダイオキシン類摂取量では耐容一日摂取量(TDI)を超過した人はいなかった。また、重金属類も血液中の総水銀濃度は他の調査結果と同じ程度の濃度であり、食事経由のメチル水銀とカドミウム摂取量では耐容摂取量を超過した人はいなかった。放射性物質はセシウム134、ヨウ素131及びカリウム40では、血液、尿、食事のいずれからも検出されなかったが、セシウム137は尿の84検体中、2検体から検出された。
このパンフレットは無料で配布(送料は実費を自己負担)する。希望者は、返信用封筒(ゆうメール)に必要な金額の切手を貼って、適宜普通サイズの封筒に封入し、郵送することが必要。詳細はプレスリリース参照。
なお、PDF版は環境省ホームページ( http://www.env.go.jp/chemi/dioxin/pamph.html )で、公表している。【環境省】