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環境ニュース[国内]

HFC・PFC・SF6の排出抑制対策についての中間報告案への意見募集を実施

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.05.02 【情報源】経済産業省/2002.05.01 発表

 産業構造審議会の地球温暖化防止対策小委員会は、京都議定書の対象となっている代替フロン「ハイドロフルオロオロカーボン(HFC)」「パーフルオロカーボン(PFC)類」「六フッ化硫黄(SF6)」3種のガスの排出抑制対策についての中間報告案をまとめ、この案についての意見募集を平成14年5月27日まで実施している。
 この3ガスの排出量はわずかであるが、温暖化を起こす効果が二酸化炭素の1300倍〜23,900倍と極めて高いために、京都議定書の対象になっている全温室効果ガスの3〜4%に相当する影響力がある。
 なおこれまで、日本国内の対策としては、平成10年4月に10分野19業者団体が数値目標を含む自主行動計画を策定し、この行動計画の進捗状況を産業構造審議会がフォローアップしているほか、2002年3月に作成した新しい「地球温暖化対策推進大綱」でも、2008〜2012年の平均で95年比プラス2%の範囲に抑制するとの目標が示されている。
 ただし、今回の中間報告によれば、この期間にプラス2%の範囲の抑制を達成するのは「容易ではない」。(1)産業界の計画的取り組みの促進、(2)代替物質開発、(3)代替物質を使用した製品の利用、(4)家電リサイクル法フロン回収破壊法などに基づく冷媒分野でのHFC回収−−などの取り組みを充実させていくべきだとしている。【経済産業省】

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