滋賀県　「琵琶湖ハンドブック」改訂　温暖化など最新の項目追加

【水･土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2012.06.21 【情報源】地方自治体／2012.05.09 発表

　滋賀県は琵琶湖についてまとめた「琵琶湖ハンドブック」を改訂した。2007年3月の発行以来、改訂は初めて。地球温暖化や低炭素社会づくりなど最新の項目を追加。写真の数を増やし、文章も新しくして琵琶湖をより分かりやすく説明している。
　ハンドブックは、「全国海づくり大会」が07年に滋賀県で開かれたのに合わせ発刊。琵琶湖に住む生き物をはじめ、湖周辺の人々の暮らし、水質、農林水産業との関係など幅広い視点でまとめられている。
　昨年7月1日、琵琶湖の環境保全について考える「びわ湖の日」制定30周年を迎えたことを記念し、今回改訂。県が主導している森林環境学習「やまのこ」事業や、低炭素社会づくりの県条例制定などの内容を新たに加えた。全ページカラーで、図や写真をふんだんに使っている。
　改訂版はA5判264ページで、3000部を作成。1000部はすでに県内の各市町立図書館や公立小学校などに無料配布した。　琵琶湖環境部環境政策課　TEL：077-528-3353　【滋賀県】