一般財団法人環境イノベーション情報機構
第二次循環型社会形成推進基本計画の第4回点検結果まとまる
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2012.03.19 【情報源】環境省/2012.03.16 発表
中央環境審議会が実施していた第二次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第4回点検結果がこの程まとまった。第二次循環基本計画では、着実な実行を確保するため、毎年、施策の進捗状況などについて、中央環境審議会において集中的な審議を行い、その後の政策の方向につき政府に報告することとされている。
公表によると今回の点検結果の概要は、環型社会形成推進基本計画に定められている、我が国におけるものの流れ(物質フロー)に係る指標は、3Rの取組の進展等により、目標に向け順調に推移しているが、他方で、[1]今後、世界全体で化石系資源や有用金属の資源制約が強まることが予想されること、[2]東日本大震災を契機として、安全・安心が確保された循環の流れを構築することがより重要となっていることから、これまで進展した循環の量に着目した取組に加え、資源確保や安全・安心の確保等の循環の質に着目した取組を進める必要がある、といった指摘がなされている。【環境省】