国指定渡良瀬遊水地鳥獣保護区など3個所の指定計画書案まとまる　意見募集も開始

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.03.12 【情報源】環境省／2012.03.12 発表

　環境省は、国指定の鳥獣保護区および特別保護地区の指定に関して、指定計画書（案）を取りまとめ、平成24年4月3日まで、意見募集を行うと発表した。
　意見募集の対象となる計画書案は、[1]国指定渡良瀬遊水地鳥獣保護区の指定、[2]国指定円山川下流域鳥獣保護区及び同円山川下流域特別保護地区の指定、[3]国指定荒尾干潟鳥獣保護区及び同荒尾干潟特別保護地区の指定−−に関するもの。
　鳥獣保護法（鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律）では、環境大臣は、国際的または全国的な鳥獣の保護のために重要と認める区域を鳥獣保護区に、また、その鳥獣保護区内で、鳥獣の保護又は鳥獣の生息地の保護を図るため特に必要があると認める区域を特別保護地区及び特別保護指定区域として国が指定することができるとされている。
　これまでに、全国で79箇所の国指定鳥獣保護区が設定され、そのうち64箇所に国指定特別保護地区が、2カ所に国指定特別保護指定区域が指定されている。
　意見は、郵送、FAX、電子メールで受け付けている。意見提出方法の詳細はプレスリリースを参照のこと。【環境省】