一般財団法人環境イノベーション情報機構
ゴルフ場排水口での平成22年度農薬残留実態調査 2万2,727検体中指針値超過はなし
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2011.10.18 【情報源】環境省/2011.10.18 発表
環境省は、平成23年10月18日、ゴルフ場で使用される農薬について、平成22年度に地方自治体及び地方環境事務所が実施したゴルフ場排出水等の水質調査の結果を取りまとめましたので公表した。公表によると、563か所のゴルフ場を対象に、延べ22,727検体について調査を実施。その結果、ゴルフ場の排出水の農薬濃度目標(指針値)を超過したゴルフ場排出水は無かった。
なお、排水口以外で15,846検体の農薬について調査を行った結果では、愛知県内のゴルフ場で、指針値の評価対象ではない調整池の1検体で、トリクロルホンの検出値が0.13mg/Lと排水指針値の0.05mg/L(改正前0.3mg/L)を超過していた。
環境省では、この調査結果を踏まえ、関係機関が連携して、当該ゴルフ場への立入指導、当該農薬の自主測定の指導等の適切な指導を行っていくとしている【環境省】