住宅への地球温暖化対策技術導入めざし、全国９か所に「エコハウス」建設

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.03.22 【情報源】環境省／2002.03.19 発表

　太陽光発電や屋上緑化など、住宅への地球温暖化対策技術の普及・導入を目的として、環境省は、地域の特性に応じたさまざまな対策技術を見学できる「エコハウス」建設に対する補助事業の実施を決定した。
　同省では、日常の暮らしから生じる温室効果ガスの削減に向け、平成１４年２月１６日に「環の国くらし会議」を設置。個人個人のライフスタイルを見直す「環のくらし」の実践に向けてメッセージの発信などを行っているが、今回の事業も「環のくらし」実践事業の一つとして実施されるもの。
　具体的にはエコハウスを建設する全国９自治体を選定。建設費の１／２にあたる計１０億円の補助を予定している。
　平成１５年度中には各地でこの補助事業によるエコハウスが完成する見込みで、環境省では、エコ・ハウスを訪れた人々が、自宅の新築・リフォームに際して温暖化対策技術を導入したり、温暖化防止に向けたエコライフを実践するといった効果を期待している。【環境省】