東京都江東区　全国初、新築マンションへのEV用充電設備設置を指導

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2010.10.15 【情報源】地方自治体／2010.08.30 発表

　東京都江東区は、走行中に二酸化炭素（CO2）を排出しない電気自動車（EV）の普及促進を図るため、全国に先駆けて8月から、新築マンションへのEV用充電設備設置の指導を開始した。
　8月に区マンション条例が改正されたのに合わせ、マンション建設の指針となる指導要綱の見直しを行った。区内にマンションなどを新築して駐車場を設置する場合、その台数の1割以上にEV用充電設備を設置するよう事業者などに指導する。11月には区役所の駐車場にEV用急速充電器と普通充電設備を設置。区民や区内の事業者に無料で開放する。
　区では、2020年までに05年度比でマイナス20％というCO2削減目標を掲げ、EVの普及などの自動車対策に力を入れている。今後もEVの普及促進に貢献するため、充電設備などのインフラ整備の充実を図るなどさまざまな施策でエコドライブの推進を支援し、環境都市の実現を目指す。　環境清掃部温暖化対策課　TEL：03-3647-6142　【東京都江東区】