一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京電力、環境活動の新施設「森のホール・水辺のホール」を新潟にオープン
【環境一般 CSR】 【掲載日】2010.08.04 【情報源】企業/2010.07.29 発表
東京電力は、新潟県十日町市にある「東京電力自然学校・あてま森と水辺の教室ポポラ」で、新たな施設「森のホール・水辺のホール」を9月18日に開設する。当間高原にあり、里山再生の研究の場としてホタル観察などの自然体験プログラムや、教職員を対象にした環境教育研修会などの人材育成を行う拠点にする。環境活動にも積極的な世界的建築家、安藤忠雄氏が設計した。森のホールには、プログラム参加の受け付けや情報提供をするインフォメーションカウンターと、展示コーナーがある。十日町地域の棚田を本物の稲やブナなどを使って生態展示したり、田んぼに生息する昆虫などの生き物などを展示。館内では四季折々の環境音を体験するプログラムなどを行う。
水辺のホールは、建物周辺に森や水辺の環境を整備。自然観察や、自然観察指導員を養成する施設として利用できる。池に接して建物から張り出した観察室からは、当間高原に生息する昆虫や野鳥、ネズミなどの小型ほ乳類を間近に見て観察できる。
両ホールは火曜午後休館(夏休み、ゴールデンウイーク、年末年始は開館)。開館時間は午前9時〜午後5時。駐車場は隣接するホテルと共用で約200台。東京電力自然学校は、当間高原のほか尾瀬・戸倉、発電所などで展開する自然体験・環境教育などの環境コミュニケーション活動の名。両ホールによって当間高原での取り組みを強化する。