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環境ニュース[国内]

50年目のタンチョウ生息状況一斉調査 過去最多の生息数を確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.02.28 【情報源】環境省/2002.02.28 発表

 環境省では、平成13年12月5日と平成14年1月25日に実施した平成13年度タンチョウ生息状況一斉調査の結果を公表した。
 平成13年度調査では、釧路・根室・十勝支庁管内のタンチョウ生息地17市町村・110個所で調査を実施。その結果、12月5日の調査で571個体、1月25日の調査で808個体と過去最多の個体数が確認された。
 タンチョウは日本で繁殖するただ1種のツル。昭和10年に国の天然記念物に、昭和27年には特別天然記念物に指定されており、北海道東部の原野で一年中生活している。
 なお、タンチョウ生息状況一斉調査は、環境省が北海道に委託して実施している調査で、今年がちょうど50年目。昭和27年の調査開始時にはわずか33羽の個体が確認されただけだったが、トウモロコシなどによる冬の給餌に成功したことから個体が増加。今回の最多個体数の確認につながった。【環境省】

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