一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成21年 輸出確認廃棄物量を公表
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2010.04.01 【情報源】環境省/2010.03.30 発表
環境省は、平成21年1月から12月までの「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)に基づく廃棄物の輸出入の実施状況を取りまとめ、公表した。廃棄物処理法では、廃棄物の輸出に当たっては、環境大臣等による輸出の確認を受けた上で、輸出量等を報告することとされている。一方、廃棄物の輸入に当たっても、環境大臣等による輸入の許可を得た上で、輸入量等を報告することとされている。
輸出確認を行った廃棄物の輸出件数は27件で、輸出確認量は1,282,770トン。輸出確認を得たもののうち、実際に輸出され処分が終了したものとして報告書が提出された量は784,409トン(注)。
輸入許可を行った廃棄物の輸入件数は18件で、輸入許可量は5,057トン。輸入許可を得たもののうち、実際に輸入され処分が終了したものとして報告書が提出された量は1,474トン(注)。
輸出案件に係る廃棄物は、いずれも韓国への石炭灰の輸出であり、全てセメント製造における粘土代替利用を目的とするものであった。
輸入案件に係る廃棄物の相手国は台湾、韓国、香港、タイ及びフィリピンでした。品目は廃乾電池とヨウ素含有廃液等であり、大半のものが資源回収を目的とするものであった。【環境省】