一般財団法人環境イノベーション情報機構
気候変動に関する政府間パネル(IPCC) 報告書作成プロセス等をレビューへ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.03.12 【情報源】環境省/2010.03.11 発表
環境省は、国連及び気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、3月10日付で、IPCC報告書作成プロセス及び手続の独立したレビューをインターアカデミーカウンシル(InterAcademy Council:IAC※)に要請したと発表。同省では、今回のIPCC声明を含め、これまでのIPCC声明の和訳(仮訳)を作成し、ホームページに掲載している。
IACは、今回の要請を受けて、8月31日までにレビュー結果を取りまとめ、その内容は10月11〜14日に開催されるIPCC第32回総会を経て、2013〜2014年に公表予定の第5次評価報告書の作成に反映される予定。
※国連や世界銀行等の国際機関の政策決定にあたって、世界中の科学アカデミーが協力して助言を行う枠組で、2000年5月に設立。事務局はオランダ王立科学アカデミー(アムステルダム)に設置されている。
IAC理事会は、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、日本、南アフリカ、トルコ、英国、米国を代表するアカデミー及び同等の組織の長などにより構成される。日本からは日本学術会議が参画している。
【環境省】
平成22年3月11日