日本政府、ヨルダン・ハシェミット王国の太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画へ　無償資金協力

　日本政府は、ヨルダン・ハシェミット王国政府が取り組んでいる「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」に対し、6億4,000万円の環境プログラム無償資金協力を行うことを決定。2010年2月28日、マラウイの首都アンマンにおいて交換文書の署名式が行われた。
　この計画は、ヨルダンのハッサン科学都市（El-Hassan Science City）と死海パノラマコンプレックス（Dead Sea Panoramic Complex）の2カ所において太陽光発電施設を既存の電気系統に連係するために必要な資金を供与するもの。
　今回の協力により、ヨルダン国内の二酸化炭素排出量が削減されるほか、我が国の優れた環境関連技術がヨルダン政府をはじめとする関係機関や国民に広く紹介され、その普及の促進に貢献することが期待されている。【外務省】