一般財団法人環境イノベーション情報機構
茨城県日立市など13市町がバイオマスタウン構想を新たに策定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2010.03.01 【情報源】農林水産省/2010.02.26 発表
農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に応募のあった構想書のうち、13市町の取り組み内容を平成22年2月26日付けで公表した。応募のあった構想書は関係府省からなる「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」(事務局農林水産省)で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合に内容を公表することになっている。
今回、新規構想書が公表されたのは、茨城県日立市、千葉県香取市、石川県珠洲市、山梨県都留市、長野県中野市、兵庫県神河町、奈良県五條市、奈良県葛城市、奈良県斑鳩町、 山口県山口市、高知県津野町、長崎県新上五島町、熊本県阿蘇市。なお、今回の公表は40回目にあたる。
このうち、茨城県日立市の構想は、工業都市の技術特性を活かしながら、BDF や消化ガスなどの精製能力の向上と資源作物の燃料化を推進する。また、水産廃棄物や間伐材等の製品化を目指し、バイオマスの利活用を積極的に取り組み、持続可能な循環型社会の構築・発展を実現するというもの。
なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は237件となった。【農林水産省】