一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)運営準備委員会第3回会合 開催
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.01.28 【情報源】外務省/2010.01.28 発表
2010年1月17日 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の運営準備委員会第3回会合が、120か国以上のIRENA憲章の署名国の代表及び関連機関から総勢500余名の参加を得て、同暫定事務局が置かれているアラブ首長国連邦の首都アブダビにおいて開催された。今回の会合では、キルギスタン、セントビンセント及びグレナディーン諸島、南アフリカが新たにIRENA憲章に署名し、署名国は141か国及び欧州連合となった。
ハイレベルセグメント・セッションでは、田辺靖雄外務省経済局審議官が日本政府としてできるだけ早い時期に IRENA憲章を締結したいと考えており、IRENAの発展のために、財政面や人材面のみならず知識面でも貢献していく旨述べた。
この他、IRENA暫定事務局から2009年作業の報告等が行われると共にIRENAが掲げるビジョンとして、近代的かつ効果的な再生可能エネルギーがすべての国においてアクセス可能であり、主要なエネルギー源の一つとなる世界を目指すなどとし、そのため、あらゆる形態の再生可能エネルギーの採用が広範に行われ、かつ、増大すること及びその利用が持続可能であることを促進するなどとしたミッションが示された。
なお、次回会合は、本年10月に開催することとし、その準備のために行政委員会を、5月及び10月に開催することとなった。【外務省】