一般財団法人環境イノベーション情報機構
「第1回 生物多様性 日本アワード グランプリ」 NPO法人アサザ基金、白菊酒造(株)、(株)田中酒造店が受賞
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2009.10.14 【情報源】環境省/2009.10.09 発表
環境省は、平成21年10月9日に開催された「第1回 生物多様性 日本アワード授賞式」で、NPO法人 アサザ基金、白菊酒造株式会社、株式会社 田中酒造店の「地域企業との協働による谷津田の保全」が「第1回 生物多様性 日本アワード グランプリ」を受賞したと発表した。生物多様性 日本アワードは、2010年に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向けて、「生物多様性の保全」及び「生物多様性の持続可能な利用」を推進することを目的に、優れた取組を顕彰するため、(財)イオン環境財団と環境省が平成21年6月に創設したもの。
今年9月に決定された優秀賞8件から、今回のグランプリが決定し、授賞式で小沢環境大臣から表彰された。
NPO法人 アサザ基金、白菊酒造株式会社、株式会社 田中酒造店は、耕作放棄された谷津田(やつだ)を利用して生産された酒米で、日本酒を醸造するというユニークな取組により、谷津田の再生に取り組んでいる。日本酒販売の収益の一部は谷津田の再生のために活用されている。
また、企業とのネットワークの構築にも取り組んでおり、地域の多様な主体の協力も得ながら、企業や社員ボランティアとの協働により、再生された谷津田での環境保全型農業を実践しているとのこと。【環境省】