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環境ニュース[国内]

中・高校生、地域活動に「関心なし」が半数以上

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2002.02.01 【情報源】文部科学省/2002.01.31 発表

 平成14年度からの学校の週5日制完全実施を前に、文部科学省では子どもと大人の平日・週末のボランティア活動や学習活動への参加状況の実態や、ボランティア活動に対するアンケート調査を行いその結果を公表した。
 この調査は平成13年9月から10月にかけて、公立小学校3年生と5年生、公立中学校2年生、公立高校2年生計約2万人と、全国の20歳以上80歳未満男女4千人を対象に実施されたもの。
 調査結果によれば、「顔と名前を知っている近所の人がいる」「いつも声をかけてくれる近所の人がいる」「祭りなど地域の行事に参加する」など地域社会との関わりがあるのは小学校5年生がピーク。中・高校生になると、地域社会との関わりはむしろ希薄になっており、週休5日制が実施された場合、どのような地域活動への関心があるかを中・高校生に聞いた質問では、「地域のボランティア活動に参加する」「自分の得意なことを地域の人たちと一緒にする」など、すべての項目で、「関心はない」または「あまり関心はない」という回答が半数以上を占めていた。
 一方大人に対する調査では、学校週5日制が実施され、子どもの地域活動について協力依頼があった場合、「進んで協力したい」「できる範囲で協力したい」という回答をした大人は、ほぼすべての支援項目について6〜7割程度おり、子どもへの支援をしてみたいという大人は少なくないことがわかった。
 なお、ボランティア活動に参加していると回答した大人は11%、スポーツや趣味・教養など何らかの学習活動に参加している大人は51%に達しており、学習活動などへの参加が多い大人ほど、地域での子どもの支援に積極的だった。【文部科学省】
 

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