一般財団法人環境イノベーション情報機構
農水省 第2回「地産地消の仕事人」の選定結果を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.10.05 【情報源】農林水産省/2009.10.05 発表
農林水産省は、平成21年9月17日に「地産地消の仕事人」選定委員会(座長:永木正和(筑波大学名誉教授))を開催し、全国で地産地消に取り組む41人を「地産地消の仕事人」として選定し、公表した。地産地消の推進にあたっては、生産から流通・販売までの多様な分野で知見や経験を有する人材の育成・確保が重要となってくることから、全国各地で活躍している「地産地消の仕事人」を平成21年7月7日から9月11日まで募集していたもの。
地産地消の取組は、消費者に地域の農産物を購入する機会を提供し、農業者と消費者をつなぐことにより、食料自給率の向上や地域農業の活性化に資するとともに、食品の輸送距離を縮め、輸送に伴う二酸化炭素の排出の縮減にも寄与することが期待されている。
なお、今回は、農業者などの農業生産従事者、料理人や食品加工業者、栄養教諭などの地場農産物利用者のほか、地元の魚介類を食堂で提供するなど水産物の地産地消に取り組んでいる漁協組合長、大学で大学生とともに地産地消に取り組んでいる生協食堂店長、入院患者への給食に地元の食材を積極的に取り入れている管理栄養士なども新たな分野を開拓しているとして選定されている。【農林水産省】