一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省「平成21年度市民共同発電推進事業」 小水力発電設備を設置する2件の事業を決定
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2009.09.25 【情報源】環境省/2009.09.24 発表
環境省は、「平成21年度市民共同発電推進事業」で、小水力発電設備を設置する2件の事業を採択した。この事業は、市民参加型のNPOなどが地方公共団体などと連携し、地域に賦存する(理論上利用可能な)未利用の小水力の活用に向けて、市民の出資、寄付、運用段階の協力などを伴い、公共施設などへの小水力発電設備を設置する取組を支援することにより、全国的な利用促進と普及啓発を図ることを目的としている。
なお、小水力発電を設置する際の技術的、制度的な課題に対するサポート業務が、一般社団法人小水力開発支援協会に委託されており、相談窓口が設けられている。
平成21年8月28日から9月14日まで、民間事業者、特定非営利活動法人などの民間団体が募集され、3件申請から、下記の2件の事業が採択された。
○採択事業
【1】小早月発電所建設事業
事業実施者:株式会社アルプス発電
共同事業者:エナジーグリーン株式会社
設置場所:富山県魚津市
設備容量:1,000kW
【2】那須野ヶ原用水ウォーターパーク内小水力発電設備新設
事業実施者:東京電力株式会社栃木支店
共同事業者:那須塩原市、那須野ヶ原土地改良区連合
設置場所:栃木県那須塩原市
設備容量:20kW
【環境省】