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環境ニュース[国内]

平成21年度生物多様性関連技術開発等推進事業 2件の新規課題を採択

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2009.09.24 【情報源】環境省/2009.09.18 発表

 環境省は、「平成21年度生物多様性関連技術開発等推進事業」で、2件の新規課題を採択したと発表した。
 生物多様性関連技術開発等推進事業は、生物多様性の保全や持続可能な利用に関する緊急的政策課題に直結した技術開発や応用的な調査研究のうち、以下の条件に該当するものが対象で、公募により研究者から提案のあった研究課題候補を、競争的に選定・採択する。
[1]開発された技術の実用化により、生物多様性保全施策に直接応用可能なもの
[2]既存の知見や技術の応用により、短期間(約2〜3年間)で技術開発が可能なもの
[3]商業ベースに乗るまでの需要が見込みにくい、開発能力を有する民間企業が存在しないなどの理由により、民間主導による製品開発が見込めないもの
[4]本事業による成果が地方公共団体等の推進する施策への寄与が大きいもの
 今回は、応募された9課題から、【1】トキを対象とした、間瀬 憲一 氏(新潟大学)の「自然環境モニタリングネットワーク及び野生鳥獣行動追跡技術の研究開発」と、【2】ジャワマングースとアライグマを対象とした、小倉 剛 氏(琉球大学)の「侵略的外来中型哺乳類の効果的・効率的な防除技術の開発に関する研究」の、2件が採択された。【環境省】

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