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環境ニュース[国内]

中環審「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて」第2次答申 環境基準追加へ

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.09.17 【情報源】環境省/2009.09.15 発表

 環境省は、中央環境審議会に諮問していた「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて」に、9月15日付けで第2次答申がなされたと発表した。
 平成14年8月15日に環境大臣が諮問し、平成16年2月26日付けで第1次答申が取りまとめられている。
 平成20年9月30日より中央環境審議会環境基準健康項目専門委員会が再開、第1次答申の中で課題として残されていた事項について整理されるとともに、WHOにおける飲料水水質ガイドラインの改定及び水道水質基準の改定を踏まえ、検討が行われていた。
 今回、第2次報告が取りまとめられ、環境大臣に第2次答申がなされた。
 今回の答申概要は以下のとおり。
(1)公共用水域において、新たに人の健康の保護に関する水質環境基準として、「1,4-ジオキサン」を追加。
(2)地下水において、新たに地下水環境基準として、「1,2-ジクロロエチレン」、「塩化ビニルモノマー」、「1,4-ジオキサン」を追加。
(3)「1,1-ジクロロエチレン」の水質環境基準及び地下水環境基準を、現行の0.02mg/lから、0.1mg/lに見直す。
 同省では、この答申を踏まえ、所要の措置を講じるとしている。【環境省】

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