カーボンフットプリントの商品種別算定基準（PCR）の第1号案件を公表

　経済産業省は、カーボンフットプリント制度試行事業におけるPCRの第1号案件として、うるち米（ジャポニカ米）、菜種油、衣料用粉末洗剤の商品種別算定基準（PCR）を公表した。
　カーボンフットプリントとは、製品の原材料調達から廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体において排出される温室効果ガスをCO2量に換算してわかりやすく製品に表示する制度。
　今後、うるち米（ジャポニカ米）、菜種油、衣料用粉末洗剤の製造・販売を行う事業者は、今回公表されたPCRに基づき、カーボンフットプリントの値を算定し、その算定結果と表示方法についてPCR委員会の検証を経たうえで、カーボンフットプリントを表示した製品を市場に流通させることができるようになった。【経済産業省】【農林水産省】