経産省　第1回日米CCS技術ワークショップの開催結果を公表

　経済産業省資源エネルギー庁は、平成21年7月15日に米国・ワシントンで開催された第1回日米CCS（注）ワークショップの概要について公表した。
　この会合は、二酸化炭素回収・貯留等の地球温暖化ガス削減技術の分野における日本と米国との間の共同研究の在り方について、意見交換を行う官民合同の政策対話。
　今回は、CO2吸収液及び固体CO2吸収剤の開発、塩水帯水層及び炭層へのCO2隔離技術、CCS設置型の石炭ガス化発電の高効率化、酸素燃焼技術等の基盤的基礎的研究について協力していくことで合意。
　また、政府間による政策対話に加え、両国研究機関間によるテクニカルワークショップを定期的（年1回）に開催することで合意した。

（注）Carbon dioxide Capture and Storageの略称、石炭火力発電所等から発生した二酸化炭素を分離・回収し、地中等に貯留する技術。

【資源エネルギー庁】