一般財団法人環境イノベーション情報機構
「平成21年度生物多様性関連技術開発等推進事業」技術開発や応用的な調査研究の公募を開始
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2009.07.13 【情報源】環境省/2009.07.13 発表
環境省は、「平成21年度生物多様性関連技術開発等推進事業」で、技術開発や応用的な調査研究を公募すると発表した。期間は、7月13日から8月14日まで。今回公募されるのは、生物多様性の保全や持続可能な利用に関する緊急的政策課題に直結した技術開発や応用的な調査研究のうち、
[1]開発された技術の実用化により、生物多様性保全施策に直接応用可能なもの
[2]既存の知見や技術の応用により、短期間(約2〜3年間)で技術開発が可能なもの
[3]商業ベースに乗るまでの需要が見込みにくい、開発能力を有する民間企業が存在しないなどの理由により、民間主導による製品開発が見込めないもの
[4]本事業による成果が地方公共団体等の推進する施策への寄与が大きいもの
−−に該当するもの。
「林内環境等における野生鳥獣(トキ、ツシマヤマネコ等)の行動追跡システムの開発」、「侵略的外来種である中型哺乳類(アライグマ、ジャワマングース)の効果的・効率的な防除技術の開発」、「薬剤注射によるオニヒトデ駆除手法の開発」が主なテーマとしてあげられている。
なお、「地球環境研究総合推進費」や「環境研究・技術開発推進費」において対象となっている、基礎的な研究等は対象としないとのこと。
公募の詳細については、プレスリリースの添付資料を参照のこと。【環境省】