一般財団法人環境イノベーション情報機構
「みんなで守ろう日本の野生ラン2009」 シンポジウムと写真展 新宿御苑で開催へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.07.08 【情報源】環境省/2009.07.07 発表
環境省は、東京の新宿御苑にて「みんなで守ろう日本の野生ラン2009 〜絶滅に瀕した日本の野生ラン展〜」を開催すると発表した。今回のシンポジウム及び写真展では、日本に生育している野生ランを紹介するとともに、その野生ランの保護活動を実践している個人や団体の取り組みを紹介する。
なお、現在日本に生育している野生ラン305種のうち約70%の種が絶滅の危機に瀕しており、このままでは日本からほとんどの野生ランが消滅しかねない危機的な状況にあるとのこと。
主催は、国際自然保護連合(IUCN)ラン専門家部会日本支部、環境省新宿御苑管理事務所。【環境省】
○シンポジウム
「誰もが参加・実践できる野生ランの保護活動の事例報告」
日時:7月25日(土)13:00〜16:30
会場:新宿御苑インフォメーションセンター2階レクチャールーム
内容:
・福島県におけるサギソウの保護活動(福島県立岩瀬農業高等学校)
・沖縄県における野生ランの保護活動(沖縄県立中部農林高等学校)
・小笠原における絶滅危惧種アサヒエビネの自生地復元の試み(中央学院高等学校)
・井の頭公園におけるラン科植物の保全(ランネットワーク 橋本季正)
・絶滅の危機に瀕する奄美の野生ラン(写真家 山下弘)
○写真展
「絶滅の危機に瀕する奄美の野生ラン写真展」
日時:7月22日(水)〜7月26日(日)9:00〜16:30(土日は17:30まで)
会場:新宿御苑インフォメーションセンター1階アートギャラリー
内容:徳之島在住の写真家山下弘氏が自生地で撮影した野生ランの写真を展示