一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成21年度環境技術実証事業 閉鎖性海域における水環境改善技術分野の「実証対象技術」2件を選定
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2009.07.06 【情報源】環境省/2009.07.06 発表
環境省は、平成21年度環境技術実証事業に関して、閉鎖性海域における水環境改善技術分野の「実証機関」である(財)港湾空間高度化環境研究センターが、実証試験の対象となる技術を2件選定したと発表。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的として行う事業。
(財)港湾空間高度化環境研究センターにおいて、実証対象技術の募集が行われ、閉鎖性海域における水環境改善技術ワーキンググループの助言を踏まえて、選定された。
今回選定されたのは、[1]新日本製鐵(株)・JFEスチール(株)の「転炉系製鋼スラグ製品による沿岸域の環境改善技術」と、[2]JFEスチール(株)・JFEミネラル(株)の「製鋼スラグを用いた藻場造成・水質改善技術」−−の二つ。【環境省】