一般財団法人環境イノベーション情報機構
モントリオール・プロセス第20回総会 開催
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2009.06.17 【情報源】林野庁/2009.06.17 発表
林野庁は、平成21年6月8日から12日かけて韓国の済州島において「モントリオール・プロセス」第20回総会が開催されたと発表。モントリオール・プロセスは、持続可能な森林経営のための「基準・指標」の作成・活用を目的に、1993年に欧州を除く温帯・寒帯林諸国(12ヵ国)が参加して発足した枠組。
今回の総会には、参加12ヶ国(米国、カナダ、メキシコ、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア、中国、韓国及び日本)の担当者が出席し、モントリオール・プロセスの「第2回概要レポート」の作成、10月にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催される第13回世界林業会議のサイドイベント等について、最終調整等が行われた。
また、モントリオール・プロセスの今後の活動内容について、指標の「見える化」の検討や、2010年の国際林業研究機関連合(IUFRO)総会に向けた取組等について検討をおこなった。
なお、次回の第21回総会は、平成22年4月に米国で開催することが決定され、次回総会に向けて、技術諮問委員会を2月に開催することが提案された。【林野庁】