一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 「コベネフィット定量評価マニュアル」を策定、公表
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.06.16 【情報源】環境省/2009.06.12 発表
環境省は、コベネフィット型温暖化対策・CDMを途上国において推進するため、「コベネフィット定量評価マニュアル(第1.0版)」を策定し、公表した。コベネフィット・アプローチは、温室効果ガス削減と途上国の喫緊の課題である環境汚染対策とを同時に達成する有用なアプローチである。
このマニュアルでは、コベネフィット型温暖化対策・CDMの実施に際して、環境面に対するベネフィット(便益)と温暖化対策のベネフィットの2つ以上の効果をできる限り簡便に定量的に評価し、事業者の積極的かつ効果的なコベネフィット型温暖化対策・CDMの導入・推進を促すことを目的として策定された。
今回のマニュアルでは、コベネフィット型温暖化対策・CDMの実施効果として、「水質改善」「大気質改善」「廃棄物管理」の3つの環境汚染対策分野に着目している。
なお、今後の検討により、さらに内容を充実させていく予定とのこと。【環境省】