一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成21年版環境・循環型社会・生物多様性白書「地球環境の健全な一部となる経済への転換」が刊行へ
【環境行政 環境白書】 【掲載日】2009.06.03 【情報源】環境省/2009.06.02 発表
平成21年版の「環境・循環型社会・生物多様性白書」が平成21年6月2日に閣議決定され、6月中旬から、政府刊行物センターや一般の書店で発売〈定価:2,700円(税込)〉されることになった。今回の白書のテーマは「地球環境の健全な一部となる経済への転換」で、世界が不況に直面し、環境対策を活かした経済対策を進めようとしている中で、今こそ、環境と経済が持続的に発展する社会をつくるべきであり、世界の価値観や取組をそのような方向へリードしていくチャンスであることを述べている。
昨年の「環境・循環型社会白書」から書名が変更になっており、第2部では、循環型社会白書、生物多様性白書として、重点的な記述をしている。
環境省は、平成21年版「環境・循環型社会・生物多様性白書」の内容を図表を中心にわかりやすく要約した「平成21年版図で見る環境・循環型社会・生物多様性白書」〈定価:350円(税込)〉を作成。小・中学生向けに、環境白書の内容をさらにやさしく説明した「こども環境白書」も今後作成する予定。
なお、今回の「白書市販版」及び「図で見る環境・循環型社会・生物多様性白書」の印刷には、グリーン電力が利用されているとのこと。
また、白書の内容を広く普及し、より多くの人々に環境配慮や環境保全のための取組を進めていただくため、6月27日から7月1日までの間に全国9箇所で「環境白書を読む会」が開催される予定。【環境省】