一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 2009年4月の「エルニーニョ監視速報」発表 ラニーニャは終息
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2009.05.13 【情報源】気象庁/2009.05.12 発表
気象庁は、2009年4月の太平洋赤道域の大気・海洋の状況とエルニーニョ/ラニーニャ現象に関する今後の見通しについて発表した。発表によると、太平洋赤道域の海面水温は、中部から東部にかけての負偏差がほぼ解消し、西部では正偏差が見たれたことから、ラニーニャ現象は終息したとしている。
また、エルニーニョ監視海域(※)の海面水温は、夏から秋にかけて基準値に近い値に推移すると予測できるため、同庁では今夏にラニーニャ現象またはエルニーニョ現象が発生する可能性は低いと見込んでいる。
※北緯5度〜南緯5度、西経150度〜西経90度の南米エクアドル沖の海域【気象庁】