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環境ニュース[国内]

国連森林フォーラム(UNFF)第8回会合開催

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2009.05.11 【情報源】林野庁/2009.05.11 発表

 2008年4月20日から5月2日まで、米国・ニューヨークの国連本部で、国連森林フォーラム第8回会合(UNFF8)が開催され、国連加盟国120か国以上、森林関係の国際機関・条約事務局、NGO・産業界などから多数の出席者が参加した。
 UNFFは00年10月の国連経済社会理事会で、全ての森林で持続可能な経営を推進することを目的として設立された組織。
 今回の会合では、2007年4月に開催された前回会合(UNFF7)で採択された「多年度作業計画(MYPOW)」に基づき、[1]森林に関する4つの世界的な目標の達成状況と「すべてのタイプの森林に関する法的拘束力を持たない文書(NLBI)」の実施状況、[2]気候変動森林の減少・劣化、砂漠化生物多様性の損失等への対応、[3]資金・技術協力等の持続可能な森林経営の実施手段等、について検討が行われました。
 世界の森林の持続可能な経営の推進に向けて、気候変動等の新たな課題に的確に対応していくための関連条約事務局(気候変動生物多様性砂漠化対処)等との連携強化とメッセージの発出が決定されました。
 しかしながら、資金・技術協力の効率的・効果的な推進のための方策等については合意に至らず、次回会合においてさらに検討を継続することとなった。
 なお、我が国としては、国際熱帯木材機関との共催により、我が国の海外林業協力について紹介するイベントを実施し、多数の参加者から好評を得た。【林野庁】

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