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環境ニュース[国内]

除草剤及びアセト乳酸合成酵素阻害剤耐性トウモロコシなど3種 カルタヘナ法に基づき遺伝子組換え生物使用承認へ 意見募集開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2009.05.08 【情報源】環境省/2009.05.07 発表

 環境省と農林水産省は、環境中への拡散防止策をとらずに使用する遺伝子組換え生物カルタヘナ法の第1種使用に該当する)の承認申請3件について、学識経験者の意見も踏まえて生物多様性への影響がないとして承認する方針を決めたことについて、パブリックコメントを募集すると発表。意見の受付期間は、平成21年5月7日(木)〜6月8日(月)まで。
 カルタヘナ法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっている。
 今回意見募集を行う案件は、デュポン株式会社が申請した(一)「除草剤グリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害剤耐性トウモロコシ(gat4621, zm-hra, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)(DP-098140-6, OECD UI: DP-098140-6)」、(二)「高オレイン酸含有及び除草剤アセト乳酸合成酵素阻害剤耐性ダイズ(gm-fad2-1, gm-hra, Glycine max (L.) Merr.)(DP-305423-1, OECD UI: DP-305423-1)」と、日本モンサント株式会社が申請した(三)「低飽和脂肪酸・高オレイン酸及び除草剤グリホサート耐性ダイズ(GmFAD2-1A, GmFATB1A, 改変cp4 epsps, Glycine max(L.)Merr.)(MON87705, OECD  UI: MON-87705-6)」−−の3種。
 学識経験者からの意見聴取の結果では、いずれも生物多様性への影響がないとされており、環境省と農林水産省では今回の意見募集の結果で問題がみつからなければ、基本的に使用を承認する方針。
 意見は郵送、FAX、電子メールにより受付けている。意見提出方法の詳細はプレスリリースの意見募集要項を参照のこと。【環境省】【農林水産省】

○宛先
 環境省自然環境局野生生物課 外来生物対策室
 〒100−8975 東京都千代田区霞が関1−2−2
 FAX:03−3504−2175
 e-mail:bch@env.go.jp

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