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環境ニュース[国内]

知床世界自然遺産のシンボルマークを決定

自然環境 自然公園】 【掲載日】2009.04.21 【情報源】農林水産省/2009.04.20 発表

 知床世界自然遺産地域連絡会議(事務局:環境省、林野庁、北海道)は、知床世界自然遺産地域のシンボルマークを決定したと発表。同シンボルマークは、一般より公募した、応募総数595点の中から、地域連絡会議構成員や専門家からなる「知床世界自然遺産シンボルマーク審査委員会」による審査を経て決定したもので、最優秀作品を受賞した愛知県名古屋市在住の加藤めぐみさんの作品が採用された。
 今後、地域連絡会議を構成する行政機関(環境省、林野庁、北海道、斜里町、羅臼町)の整備する各種関連施設において掲示するとともに、各主体のパンフレット等の印刷物やホームページ等において活用する他、民間団体による利用も推進していくとしている。
 作品全体の傾向としては、ヒグマやサケ、知床に生息する動植物、雄大な山や海、空などをモチーフにしたものが大半を占め、色彩も緑と青を基調とするものが目立ったとしている。また最終審査に残った優秀賞の作品には、知床半島と流氷をシンプルに表現したもの、グローバルな視点から知床を組み合わせたもの、知床の自然をダイナミックな3本のラインや3つの色で表現したもの、知床の自然と人とのつながりを表現したマークがあった。最優秀賞の受賞作は、5色のアースカラーと5つのフォルムでつながった環のデザインが、知床世界自然遺産の選考理由である「生態系」と「生物多様性」を表現するものとして審査員の高い評価を得たとしている。
 なお、小中学生など子どもたちからの応募も多くみられたことから、急遽審査員特別賞を設置して、5作品を選定している。【農林水産省】【環境省】

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