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環境ニュース[国内]

平成20年の日本周辺海域の海洋汚染 発生確認件数555件に

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.04.08 【情報源】海上保安庁/2009.04.08 発表

 海上保安庁は平成21年4月8日、20年の日本周辺海域での海洋汚染確認件数が19年の確認件数477件よりも78件増えた計555件だったと発表した。
 原因物質別では、油による汚染が373件(19年:302件)、廃棄物による汚染が126件(同:97件)、有害液体物質による汚染が5件(同:4件)、赤潮による汚染が29件(同:46件)、青潮による汚染が2件(同:4件)、工場排水などによる汚染が20件(同:24件)−−にのぼり、油と廃棄物の原因で確認件数が19年より大幅に増加していた。
 一方、20年に送致した海上環境法令違反件数は639件で、19年の652件より13件減少した。
 内訳としては海洋汚染防止法違反が384件(約60%)と大半を占め、廃棄物不法投棄などの廃棄物処理法違反が190件(約30%)、港則法違反が43件(約7%)、水質汚濁防止法違反が11件(約2%)などであった。【海上保安庁】

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