4月1日から「家電リサイクル制度」に薄型テレビ・衣類乾燥機が追加されるのに伴い、回収した機器の再生又は処分の方法が改正　意見募集結果も公表

　環境省は、「特定家庭用機器一般廃棄物及び特定家庭用機器産業廃棄物の再生又は処分の方法として環境大臣が定める方法」の一部を改正する告示が、平成21年3月27日に公布されたと発表した。
　改正個所の概要は、（1）再生資源として利用することが容易なプラスチックの回収方法、（2）液晶テレビの液晶パネルを適正に処理する方法、（3）電気洗濯機・衣類乾燥機に含まれるフロンのうち冷媒として使用されていた物を発散しないよう回収する方法－－などが加わった。
　また、特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）施行令の一部改正に伴い、液晶テレビ、プラズマテレビ、衣類乾燥機が廃棄物になったものが、この告示の対象として追加される。
　なお、平成20年12月5日から平成21年1月5日まで行われた「告示案」への意見募集（パブリックコメント）には、3名から7件の意見が寄せられた。【環境省】