平成20年度水質汚濁物質排出量総合調査結果の概要まとまる

【水･土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.03.17 【情報源】環境省／2009.03.16 発表

　環境省は、平成20年度水質汚濁物質排出量総合調査の結果概要をまとめ、平成21年3月16日付けで発表した。
　この調査は、水質汚濁防止法の特定施設設置工場・事業場のうち一日あたりの平均的な排水量が50立方メートル以上であるか、有害物質を使用している特定事業場、36,194事業場を対象に、平成19年度の排出水の自主測定結果を平成20年年10月1日から31日までにアンケート調査（注1）したもの。
　調査票に基づき、都道府県・政令市別の対象事業所数、特定施設の種類ごとの排水量、規制物質排水濃度の状況などについて整理を行っている。
　なお36,194事業場のうち、有害物質使用特定事業場と区分された事業場数は、1日あたり50立方メートル以上の排水量がある事業場で5,089件、同50立方メートル未満の事業場で5,619件。50立方メートル以上の排水量があるが、有害物質使用特定事業場でないとされた事業所は25,486件だった。【環境省】

（注１）今回、回答を寄せたのは29,416事業場（回収率：81.3％）。