一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成19年度末時点の浄化槽設置状況、合併処理浄化槽が全体の約33%に
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.03.17 【情報源】環境省/2009.03.16 発表
環境省は、平成19年度末における浄化槽の設置状況などを公表した。浄化槽の設置基数は、平成19年度末時点で約842万基となっており、その内、し尿と生活雑排水を合わせて処理する「合併処理浄化槽」が約278万基(約33%)、し尿のみを処理する「単独処理浄化槽」が約564万基(約67%)となっている。
平成19年度の「合併処理浄化槽」の新規設置基数は約16.6万基であり、廃止等分と合わせて前年度から約12万基増加し、「単独処理浄化槽」は約32.4万基減少した。
なお、平成13年度以降は「単独処理浄化槽」の設置は原則禁止されている。
浄化槽法第7条に基づく水質検査の受検率は87.9%(前年度比1.2ポイント増)、浄化槽法第11条に基づく定期検査の受検率は25.7%(前年度比1.9ポイント増)であった。【環境省】