一般財団法人環境イノベーション情報機構
オフセット・クレジット(J-VER)制度における温室効果ガス排出削減量の第1号認定は、高知県
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.03.12 【情報源】環境省/2009.03.10 発表
環境省は、オフセット・クレジット(J-VER)制度における温室効果ガス排出削減量の認証第1号として、高知県のプロジェクトが認められたと発表した。この制度は、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証するため、平成20年11月14日に創設されたもの。
12月3日には、この制度に基づく第1号申請として、今回認証されたプロジェクトが申請されていた。
今回認証されたプロジェクトは、高知県が住友大阪セメント株式会社高知工場で行うプロジェクトで、セメント工場のボイラー燃料について、化石燃料から未利用林地残材に転換するというもの。平成20年4月1日〜9月30日の温室効果ガス排出削減量1,039t-CO2がオフセット・クレジット(J-VER)として認証された。
今後、所定の手続を経て、高知県に対してJ-VERが発行されることになる。【環境省】