「SATOYAMAイニシアティブ国際ワークショップ」開催

【自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2009.03.11 【情報源】環境省／2009.03.06 発表

　環境省は、平成21年3月6日東京において開催された「SATOYAMAイニシアティブ国際ワークショップ〜人と自然が共生する農村社会の実現に向けて〜」の結果概要を発表した。
　同ワークショップには、日本を含むアジア7か国の有識者・政府担当者、国連環境計画（UNEP）など国際機関の担当者などが参加した。
　「人と自然が共生する農村社会の実現に向けて」をメインテーマとし、各国の自然資源管理の事例や課題について情報交換が行われたうえで、「SATOYAMAイニシアティブの目的及びその促進に必要な施策」や「SATOYAMAイニシアティブに係る国際枠組の立ち上げ」などについて活発な議論が行われた。
　その結果、「二次的自然資源管理の重要性」、包括的なアプローチや社会経済状況の変化に応じたダイナミックで順応的なアプローチの必要性等「SATOYAMA イニシアティブの内容の検討についての留意点」、CBD（生物多様性条約）プロセスとの連携等「今後の検討の進め方」などが、議長総括として取りまとめられた。【環境省】